旧国鉄士幌線 アーチ橋見学ツアー 2023

(3か月前同日から予約可能です)
新型コロナウイルス感染症の動向次第で開催時期の変更もあります。ご了承ください。

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地元の専門ガイドといっしょに、タウシュベツ橋など旧国鉄士幌線アーチ橋の見所を回ります。雄大な自然と歴史のロマンに触れる、『ぬかびら』でしか体験できないおすすめのツアーです。タウシュベツ橋の他に第5音更川橋と幌加駅等に行きます。大雪山中に残された鉄道遺産から、半世紀前の人々の賑わいを感じてください。
車で移動しながら、見どころを数箇所巡りますので、歩く距離は合計1kmほどです。のんびりとアーチ橋のロマンにひたるツアーです。

*タウシュベツ橋は糠平ダム湖の水位の増減により、見え方が大きく変わります。(年々で見え方の時期も大きく異なります。)
*自然災害等でタウシュベツ橋への道が不通の際は、ツアー内容を変更して開催します。
※タウシュベツ橋への林道が不通、またはタウシュベツ橋水没後は、他のアーチ橋をじっくりゆっくり廻りますこちらの内容です


タウシュベツ橋の最新の様子はこちらをご参考ください。→今日のタウシュベツ

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2015.5/18のツアーの様子   2015.7/7のタウシュベツ橋   2016.6/14のツアーの様子

日     程/2023年 5月8日(月)~ 10月31日(火)または水没 まで予定
       ※11月1日より林業作業が入り、タウシュベツ橋へ至る林道が全面閉鎖となります。
参  加  費/大人4,500円、小学生3,000円(税込み)※レンタル長靴代込み
*車の法律により小学生未満のお子様はチャイルドシートが必須で、申し訳ございませんがご参加頂けません。何卒ご了承ください。
(シート持参の場合も受け付けていません、申し訳ありません。)
*お一人でご参加の方、他にお客様がいらっしゃらない場合5,000円で開催させていただきます。ご了承ください。
時     間/9時~11時30分・14時~16時30分(10月・11月は13時〜15時30分)・・・ 1日2回実施
定     員/16名 (前日までに要予約) ツアーお申し込み方法はこちら
集 合 場 所/糠平温泉文化ホール:10分前までにお集まりください。アクセス方法はこちら(当日帯広からのバス利用も可)
*非常に分かりにくい場所にありますので事前にアクセス方法をご確認のうえ、お越しください。
服     装/汚れても良い動きやすいもの、長靴を履きますので靴下、女性はスカートよりもズボンの方が◎
※ツアー中ではドローンの使用はできませんので、ご注意ください。(ドローン規制・・30m規制や国有林・国立公園のルールにより
ツアー空き状況はこちら

※タウシュベツ橋のみ訪れる早朝ツアーもあります→早朝ツアーはこちら
ゴールデンウィーク  4/29(土)〜5/7(日)GWツアーはこちら
お  盆  期  間   8/10(木)〜8/15(火)は1日3回実施します!(9時〜/12時〜/15時〜お盆ツアーはこちら
※11月1日(水)またはタウシュベツ橋水没後は、他のアーチ橋をじっくりゆっくり廻りますこちらの内容です

*タウシュベツ橋は、人造湖のダム湖「糠平湖」の水位変化により見え方が大きく変わります。
雨量により、雪どけ量により、発電所の都合により水位が変動し、見え方が大きく異なります。
5月下旬に水没した年もあれば、8月に橋の全景が見えた年もあります。この橋の面白い点でもあり、悩ましい点でもあります。
この水位変動により水や氷の影響を受け、タウシュベツ橋は老朽化が激しく、コンクリート橋とは思えないほどの風格があります。しかし、完成当時の姿をとどめるのはあと数年とも言われています。

タウシュベツ橋には、林道入口にゲート(施錠)があります・・原則進入禁止です。
2016年度もアーチ橋見学ツアーは、林野庁十勝西部森林管理署から林道の通行許可をいただき入ります。
私たちは責任を持って安全に通行するという約束で、林道管理者である林野庁から鍵を借りてツアーをおこないます。

ツアーではこんな場所も巡る予定です。
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第五音更川橋梁

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幌加駅跡

タウシュベツ橋は、糠平湖(発電目的のダム湖)ができたときに捨てられた旧国鉄士幌線のアーチ橋です。1937年に完成、1938-1955年鉄道橋として利用、1955から放置。以来半世紀以上、糠平湖の水位変動に伴い水没・出現を繰り返し、水と氷の影響で表面や内部に著しい劣化をきたしています。

今にも壊れそうなタウシュベツ橋、北海道の厳しい自然が作り上げた造形をご覧ください。
そして大雪山中にあった鉄道と木材伐採の歴史を知ってください。

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2016.5/22の風景                  2016.7/16の風景  

士幌線 昭和14年開通・・53年一部休線・・62年全線廃線)
士幌線は昭和62年に全線廃線となった全長80キロメートルの国鉄です。十勝の北部、大雪山の原生林を切りだした鉄道です。大きな川である音更川に沿って鉄道が引かれたため、たくさんの橋を造る必要がありました。そのでは現地の砂利を使って作るコンクリートが橋の建設に使われました。アーチ構造は古くから知られる強い構造であるため、士幌線では多くのアーチ橋が作られました。

廃線となった旧国鉄士幌線では実にアーチ橋(通称:めがね橋)が44橋も作られました。そのうち、糠平周辺の山岳部には大きなアーチ橋が14橋残されています。その中でも人気の高いタウシュベツ橋は、糠平湖の水位によって見え隠れする幻の橋なのです。

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2015.9/5のツアーの様子          2015.10/30のツアーの様子